自重トレとは自分の体重を使って行う筋力トレーニングの事です。
筋トレをしたことがない初心者から筋トレをして体がムキムキの人まで
様々な人が行っているトレーニング方法。
自重トレのメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
自重トレのメリット
自重トレーニング(カリステニクス)のメリットは多岐にわたります。
以下に主要なメリットを挙げます:
- 費用対効果が高い
ジムの会費や高価な器具が不要
いつでもどこでも実施可能
家や近くの公園そして出張先のホテルなどでもトレーニングする事ができます
特別な器具も必要ないから初期費用がかなり安く済む
- 全身の筋力向上
複合的なエクササイズが多く、全身の筋肉をバランスよく鍛えられる
特定の筋群に偏らず、体全体の強化に役立つ
同じ種目ばかり行うと筋肉のバランスが崩れるため要注意
- 柔軟性とバランスの向上
エクササイズが体の柔軟性やバランスを自然に向上させる
日常生活での動きがスムーズになり、怪我のリスクが減少
関節を大きく使う事で柔軟性が上がる。
- 心肺機能の向上
高強度のエクササイズや持久力を要するエクササイズが心肺機能を強化
心血管系の健康促進に寄与
スクワットなどはかなり心血管系を強化します。
初心者から上級者まで対応可能
各エクササイズの強度を調整しやすく、初心者から上級者まで対応できる
エクササイズのバリエーションが豊富で、飽きずに続けられる
コア(体幹)強化
ほとんどのエクササイズがコア(体幹)を使うため、腹筋や背筋が自然に強化される
体幹が強化されると、姿勢が改善され、腰痛の予防にも効果的
身体の動きの自然さ
自然な動きを重視し、関節に優しい
自分の体重を使うため、筋肉や関節への負荷が適度で、怪我のリスクが低い
精神的な健康
自分の体を使ってエクササイズをすることで達成感が得られる
ストレスの軽減や精神的なリフレッシュに役立つ
持久力と筋持久力の向上
繰り返し行うことで筋肉の持久力が向上
持久力がつくことで、日常生活の活動が楽になる
姿勢の改善
自然な動きを取り入れることで、姿勢が改善される
姿勢が良くなると、呼吸がしやすくなり、全体的な健康に良い影響を与える
自重トレーニングは、身体の強化だけでなく、健康全般に多くのメリットをもたらす効果的な運動法です。
自重トレのデメリット
自重トレーニングには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。以下に、自重トレーニングのデメリットを挙げます:
自重トレーニングのデメリット
- 負荷の調整が難しい
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- ウェイトトレーニングのように重量を簡単に調整できないため、進捗に応じた負荷調整が難しい。
- 特に上級者にとっては、負荷を増やすのが難しくなる。
- 場合によっては重い物を持って行う
- 筋肥大の限界
- 自重トレーニングは筋力向上には適しているが、筋肥大(筋肉を大きくすること)には限界がある。
- 高強度の負荷を必要とする筋肥大を追求する場合、限界を感じることがある。
- 特定の筋群を集中的に鍛えにくい
- 自重トレーニングでは、特定の筋群をピンポイントで集中的に鍛えるのが難しい。
- 特定の筋肉を重点的に鍛えたい場合、器具を使ったトレーニングの方が効果的なことがある。
- フォームの難しさ
- 正しいフォームを維持するのが難しいエクササイズがある。
- 不正確なフォームでのエクササイズは、怪我のリスクを高める。
- 限られたバリエーション
- 器具を使ったトレーニングに比べてエクササイズのバリエーションが少ない。
- 特定のエクササイズの難易度が高くなると、続けるのが難しくなることがある。
- バリエーションについてはこのサイトで紹介します。
- モチベーションの維持
- 自宅で行う場合、ジムのような環境がないため、モチベーションを維持するのが難しいことがある。
- トレーニングパートナーがいないと、自己管理が難しくなることがある。
- モチベーションの維持は他人がいないため比較したり会話したりできないため難しい
- 下半身のトレーニングの限界
- 上半身に比べて下半身の筋肉は強力で大きいため、自重トレーニングだけでは十分な負荷を与えるのが難しい。
- 特にスクワットやランジの負荷調整が難しくなる。
- プロの指導の重要性
- 初心者にとっては、正しいフォームやエクササイズ方法を学ぶためにプロの指導が必要。
- 自己流で行うと、怪我や効果の低下のリスクがある。
- 進捗の測定が難しい
- 重量や回数で進捗を簡単に測定できないため、自分の進歩を感じにくいことがある。
- 成果を視覚的に確認しづらい。
これらのデメリットを考慮しつつ、自重トレーニングを効果的に行うためには、適切な知識と計画が重要です。また、デメリットを補完するために、必要に応じて器具を取り入れることも検討すると良いでしょう。