舌を鍛えるというとボイストレーニングを思い浮かべたり
いびきを解消するためとか老人のリハビリみたいなイメージがありますが
舌を鍛える事はインナーマッスルを刺激するためかなり効果的と言えます。
化学的な分析と筆者の体験から解説していきたいと思います。
舌の筋トレ一般的な効果
一般的な効果をまとめると
- 唾液の分泌量が増える(虫歯予防・口臭予防)
- フェイスラインが整う
- 舌の位置が正しい位置に固定されるため呼吸しやすくなる
- 誤嚥しなくなる
筆者が思う効果
舌に強い力を出させると起こる現象として
- 姿勢が整う
- インナーマッスルが刺激される
姿勢が整うというのは舌を正しい位置
上顎にべったりとつけて歯には触らない状態で上顎を強く押すと
姿勢が整う、全身の力を抜いて舌だけに力をいれると自然と姿勢が良くなる
力を入れる方向によって姿勢が変化するのも面白い
舌の筋肉はアナトミートレインで言うとディープ・フロント・ラインに属する筋肉
舌の筋肉に力を入れるとディープ・フロント・ラインの筋肉にも力が入るため姿勢が整う
ディープ・フロント・ラインは体の一番奥にある筋肉群であり鍛えるべき筋肉
鍛え方(筆者が考察)
舌の筋肉を鍛える方法としては
あいうえべー、あ・い・う・え・べー(舌を出す)という運動や
唇と歯の間に舌を入れて舌を回す運動などがある
筆者がおすすめしたいのはアイソメトリックな筋トレ方法
単純に舌の筋肉を上顎などにつけて全力で押すというトレーニング
最初は良い姿勢の状態で力を入れてください
慣れてきて筋力がついたら体を崩してください
わざと猫背になったり頬杖の状態から始めましょう
舌の力で姿勢を元に戻します
体を側屈させた状態から舌にだけ力を入れると空気が入った風船かのように体が真っ直ぐ良い姿勢になります。
体が真っ直ぐに戻る途中で舌から力を抜くと体も崩れてしまうのが正しいフォームです。
更に負荷を上げるなら舌に力を入れた状態で姿勢が戻ろうとするのに逆らってみてください
インナーマッスルが鍛えられ舌の筋トレ効果が得られやすい。
応用編
筋トレ、腕立て伏せや腹筋などを行うさいに舌に力を入れて
姿勢を整えながら行うというのも強い負荷をかける事ができるため有効。
また、舌の向きによって姿勢が変化するのでいろいろ試してみると面白いと思います。
まとめ
舌を鍛える事で全身のインナーマッスルに刺激を加える事ができる
鍛えると舌の力でインナーマッスルに力を入れて姿勢を整える事ができる
腕立て伏せやプランクを行うさいに試してみてください